【渡瀬PC】
2024年11月29日深夜にNHKから国民を守る党 党首の立花孝志さんのYouTubeチャンネルで、故 渡瀬元西播磨県民局長が使用していた兵庫県の公表パソコンに保管されている一部のフォルダまたはファイルの保管場所と名前が公表されました。
また、同党 副党首の丸山穂高さんのYouTubeチャンネルでは更に詳しく公用パソコンの内容が紹介されていました。
兵庫県の齋藤知事が2024年3月に告発されたと言われる問題について、それが正義の公益通報なのか、公益通報制度の名を借りた不正の目的による名誉棄損にあたるのか、私を含めた県民が兵庫県知事選挙において投票の判断材料となる重要な物証と考えています。
この記事では、立花さんの動画と丸山さんの動画を合わせて、内容を確認します。
100 智子
フォルダ名「100智子」には41個のファイルが見られました。
文書ファイルでは、Word形式、JTD形式(一太郎)等と、同じ名前でファイル形式が異なるものもありましたが、ここではファイル名で統一しました。
タイトルを見る限り、智子さんへのラブレターの下書きのようにも見受けられます。明らかに私的な資料と思われます。
フォルダ名「100智子」内の資料は、兵庫県の公務とは関係がありません。
兵庫県の高級官僚である渡瀬さんが、業務中に公用パソコンで私的な資料を書き続けていたことは、公務員として誠実に勤労せず、県民へ背信行為をしているものだと受け止めています。
各ファイルの冒頭の2桁の数字はおそらく、平成〇年ということでしょう。一番古いもので、平成23年(2011年)と見受けられます。
これが、片山元副知事が2024年10月25日に百条委員会で証言した「10年間の不倫日記」であるかもしれませんが、本当に「10年間の不倫日記」であるのか否かについては、各ファイルの内容を見なければわからないです。
300 小説関係
フォルダ名「300 小説関係」直下には3つのフォルダと、24個のファイルが見られました。
一県民として、今回の兵庫県知事に対する文書問題の真相を究明するために、内容を公開して頂きたいフォルダ・ファイル名を赤文字にしました。
3つのフォルダ名は次の通りです。
- 01 異動案
- 02 投書
- 03 小説 パーツ
赤文字で表記したファイルの内容が気になりました。
- 20240308告発文
- クーデター顛末記
- マスコミ等宛名
- 知事ネタ
- 20210718当確
これが、片山元副知事が2024年10月25日に百条委員会で証言した「クーデター」に関するものなのか否かは、結局ファイルの内容を見なければわからないです。
メールがあって、そこに”クーデター”、例えば、斎藤政権の弱みを握る、それから、4年後の選挙に向けて活動する、それから、片山副知事を早期に退任させるとか色々書いてありますが、それは言葉の羅列だけです。
出典:YouTube 兵庫県議会インターネット配信 2024/11/22公開 【兵庫県議会】令和6年10月25日 文書問題調査特別委員会(百条委員会)
フォルダ名に「小説関係」と銘打っていることから、これらの言葉の羅列だけに過ぎないものについては、故 渡瀬元西播磨県民局長の妄想や空想の産物かもしれない、という反論もあるでしょう。
続けて、片山元副知事から次の証言がありました。
ところが、それとは別に、たぶん委員長はそれをご覧になっていらっしゃらないと思いますが、もう1個、公用パソコンの中にはですね、もう1個あります。
それは、その転覆計画を実行に移そうとした資料があります。だから、私は不正だと言っています。それは何かを言いますと、1つは側近グループを失脚させよう、という風に、側近の特定のA氏またはB氏の中傷するようなビラ、これは現実に4年度上半期に配布されております。それが残っております。それからもう1つは、知事の名誉を貶めるための紙ですね、ビラみたいなのがあって、これも実際に福祉関係者に「知事は福祉に興味がない」とか「福祉をやらない」というような、それを送り付けていると、これが残っています。
それの後ろにですね、また調べられておりませんけれど、もう1つ公用パソコンにはですね、もう1つありまして、それは何かと言いますと、本人の動機がわかる資料が残っております。それも、メールと本体資料となってまして、強烈な人事上の批判、つまり齋藤県政の人事は”えこひいき”だ、とかいう風な感じのことが書いてあります。その後ろに同じ構造になってますね。大きな人事上の、側近グループを排除した人事案の資料が入っておりました。ですから、これは本人のこの文書を出した目的・動機を伺うには必要な資料ではないかと個人的にはです。
出典:YouTube 兵庫県議会インターネット配信 2024/11/22公開 【兵庫県議会】令和6年10月25日 文書問題調査特別委員会(百条委員会)
- 側近(A氏またはB氏)を中傷するビラの原稿
- 知事の名誉を貶めるビラ(福祉関係者に送ったもの)の原稿
- 側近グループを排除した人事案
これらを指す資料が、この「300小説関係」フォルダに含まれているか否かについては、やはりそれぞれのファイルの内容を確認しなければわからないです。
Dドライブ
フォルダ名「Dドライブ」直下には7つのフォルダが見られました。
「〇個の項目」が見られませんでしたので、他にもフォルダ・ファイルがあるかもしれません。
7つのフォルダ名は次の通りです。
- 001 2019年度 ○○1
- 002 2020年度 ○○2
- 003 2021年度 渡瀬1
- 004 2022年度 渡瀬2
- 005 2023年度 渡瀬3
- R6年度重点施策
- 引継書
フォルダ名だけでは、業務上の資料とも見受けられますので、さらに中身を展開しなければ何とも言えません。
智子写真館
フォルダ名「智子写真館」直下には3つのファイルが見られました。
「〇個の項目」が見られませんでしたので、他にもフォルダ・ファイルがあるかもしれません。
平成23年(2011年)から「23智子通信」がありますので、写真のファイル名の最初の4桁の数字と合いますね。
これらの写真は、ガラケーで縦向きに撮影されたものでしょうか?
また女性の顔写真は、証明写真のように見えますが、故 渡瀬元西播磨県民局長は、なぜガラケーで女性の顔写真を撮影する必要があったのでしょうか?
不思議に思います。
渡瀬個人ファイル
フォルダ名「渡瀬個人ファイル」直下には3つのフォルダが見られました。
「〇個の項目」が見られませんでしたので、他にもフォルダ・ファイルがあるかもしれません。
3つのフォルダ名は次の通りです。
- 001 2016年度 人事課長
- 002 2017ー2018教育次長
- 003 2019年度 管理局長1
他にもファイル・フォルダがあるかもしれません。今後の情報公開に期待します。
メール
【渡瀬PC】とは別の場所と思われますが、フォルダ名「メール」の直下には8つのファイル(Outlookデータファイル)が見られました。
アルファベット1文字+6桁の数字は職員番号でしょうか?7種類の職員番号と思われるファイルがありますので、故 渡瀬元西播磨県民局長と関係のあった女性が7人である、ということも考えられますが、ファイルの内容が分からないため憶測に過ぎません。
その後、2024年12月1日に公開されました丸山穂高さんのYouTubeチャンネルによりますと、智子さん以外の職員6名のほとんどが男性である、とのことでした。(動画5分20秒あたり)
よって、2024年11月29日に立花孝志さんから公表された公用パソコンの中身につきましては、これだけでは、故 渡瀬元西播磨県民局長と7人の職員との不適切な関係があるとは言えないように考えられます。
「過去10年間にわたります複数の女性との不倫日記」というスキャンダルは、兵庫県民が斎藤知事を支持する主要な動機ではないと考えます。少なくとも私はそうです。詳しくはプロフィールをみてください。
ただし、2024年3月に発生した文書問題について、それが正義の公益通報なのか、公益通報制度の名を借りた不正の目的による名誉棄損にあたるのか、私を含めた県民が兵庫県知事選挙において投票の判断材料となる重要な物証と考えています。
なぜなら、故 渡瀬元西播磨県民局長は兵庫県の高官で人事権を持つ権力者です。人事権を持つことを背景に、県の女性職員に情交を迫ることが事実であれば、そのような反社会的で倫理感が欠如した人物による告発を100%信じられるのか?いや信じられないと、私は考えます。
なお、もし智子さんと故 渡瀬元西播磨県民局長と相思相愛関係(いわゆる愛人関係)であれば、今回の文書問題について、智子さんの関与が疑われます。智子さんが退職まで使用していた公用パソコンが保全されているかも気になるところです。少なくとも智子さんは故 渡瀬元西播磨県民局長にとって特別な存在であったことはこの公表内容で明らかだと考えます。それならば、智子さんに対しても、百条委員会で証人として当該公用パソコンの内容について証言を求める必要があるのではないでしょうか?
故 渡瀬元西播磨県民局長の告発(というかデマ)を端緒とした文書問題により、オールドメディアを巻き込み大騒ぎさせられ、知事選挙で20数億円もの本来不要な県民の血税を支出させられたのです。
県民は知る権利があると思います。